女性ホルモンとは?(2/2)

2019.06.12

それでは女性ホルモンの基礎的な部分からお話していきます。

女性ホルモンには2種類あります。
ひとつめは「エストロゲン」、ふたつめは「プロゲステロン」です。
まずは、「美のホルモン、女性らしさをつくる」といわれている「エストロゲン」から説明していきます。

「エストロゲン」とは?

「エストロゲン」は女性らしい体つくるホルモンである一方、子宮に影響を与え、
その内膜を厚くしたり、受精卵の着床を助けるなど基本的な役割をもっています。
実はそれだけでなく、自律神経、骨、皮膚、粘膜、臓器、感情、脳など…
多くの臓器、器官、脳からの指示系統にまで影響を及ぼしていることがわかりました。

すなわち、「エストロゲン」を攻略(理解)すれば、
体の内側、外側、そして心までも自分が心地よくいるためのケアの仕方が分かるのです。

つぎは、「妊娠を維持するホルモン」である「プロゲステロン」です。

「プロゲステロン」とは?

「プロゲステロン」は、妊娠を維持するホルモンといわれ、
子宮内膜をさらに柔らかくしたり、体温を上昇させたり、またエストロゲンの作用を抑制したりします。

女性らしい体つきをうみだす「エストロゲン」を抑制する!?という表現は
ネガティブに捉えられがちですが、「プロゲステロン」にも大変重要な役割があるのです。

例えば「エストロゲン」が過剰になりすぎることによる子宮筋腫や子宮がんリスクを軽減してくれたりするのです。
また、体がだるくなったり、頭痛や吐き気を起こすのも、
「プロゲステロン」の分泌が活発になっている印で、PMS(月経前症候群)と呼ばれる症状の時期です。
その時期は「プロゲステロン」からの「無理をしてはいけないよ!休息をとる時期だよ!」という私たちに向けてのサインなんです。
そのサインを無視して、がむしゃらに多忙な毎日に身を置いていると、
結局は体調を崩してしまったり、せっかくの「プロゲステロン」や自分自身の体からのSOSも役にたちません。
ぜひこの機会に「プロゲステロン」のサインを注意深く見つけてみたらいかがでしょうか。

このように、どちらの女性ホルモンもなくてはならならない、大切な女性ホルモンです。
私たちがここで考えなければならないのは、このふたつの「バランス」です。
ふたつの女性ホルモンの特徴を理解し、バランスをとりながらうまく付き合っていくことで、
さらにハッピーな女性の生き方を実現することができるのです。